Project 02 — 文化施設
02
奥山ギャラリー
Okuyama Gallery
京都府 — 2024年竣工
Project Overview
石の柱廊が創る瞑想的な文化空間
京都郊外の伝統的な日本庭園に面した文化施設。庵治石(香川県産)の柱廊が外と内をつなぎ、石の冷たさと木の温もりが交差する空間を生み出している。静寂の中に芸術が宿る、瞑想的な建築体験を提供する。
中庭に敷き詰められた花崗岩タイルは、雨の日には水鏡となり、晴れた日には光を乱反射する。素材が天候と対話し、毎日異なる空間表情を創り出すことが、このプロジェクトの最大の魅力だ。
所在地
京都府京都市左京区
竣工年
2024年
用途
ギャラリー・文化施設
延床面積
1,250 m²
使用石材
庵治石(香川産)
仕上げ
ビシャン(外部)/ 磨き(内部)



Design Concept
"芸術を展示するのではなく、芸術が宿る場所を創る——それが奥山ギャラリーの哲学だ。"
石の柱廊を歩くとき、訪問者は外と内の境界が溶けていくことを感じる。庭園の木漏れ日と石の影が混ざり合う廊下は、人々を日常から非日常へ、外から内へ、騒がしさから静寂へと移行させる通路だ。この「移行の建築」こそが、奥山ギャラリーの核心にある。